2024年1月30日
日機装株式会社


 日機装株式会社(本社:東京都渋谷区、以下「日機装」)は、宮崎市内の公立小中学校のトイレ洋式化を支援するため、2023年12月に「企業版ふるさと納税」制度を活用して宮崎市が実施する地方創生プロジェクトに寄附を実施しました。

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清山市長(左から4人目)から感謝状を受け取った甲斐社長(同5人目)



日機装は、2017年に連結子会社として宮崎日機装を設立。2018年に航空宇宙工場、2021年にインダストリアル工場を開設しました。以来、宮崎市は日機装グループの基幹工場が立地する重要な場所となっています。宮崎日機装には創業から地元の方々に多く入社いただいており、約800人の従業員のうち約2割がUIJターン、約6割が県内居住者からの採用となるなど、地域のご理解が大きな支えとなっております。


地域に支えられる企業として、小・中学校トイレ洋式化推進事業を通じて学校教育と教育環境の充実に貢献したく、宮崎市へ寄附を実施しました。市によると、市内の公立小中学校のトイレ洋式化率は42.1%(令和5年3月/宮崎市実績)で、全国平均68.3%(令和5年9月/文科省調査)を下回っております。今回の寄附金の活用により市内に60~70台の洋式トイレが設置される予定です。


感謝状贈呈式が2024年1月22日に宮崎市役所で開かれ、当社代表取締役社長の甲斐敏彦が宮崎市の清山知憲市長より、感謝状を頂きました。日機装はこれからも、教育支援と雇用の創出などを通じて、地域貢献に尽力してまいります。

■宮崎日機装について

宮崎日機装(宮崎市高岡町高浜)は、信頼される製品をつくり続けるための設備を備えた日機装グループの基幹工場として重要な役割を担っています。インダストリアル工場では、需要が旺盛な液化天然ガス(LNG)向けのクライオジェニックポンプの製造や、次世代エネルギーとして期待される水素・アンモニア向けポンプの開発で低・脱炭素社会の実現に貢献。航空宇宙工場では、世界シェアが9割を超える航空機部品「カスケード」のほか、「空飛ぶクルマ」として注目を集めるeVTOLや人工衛星の部品の製造で、社会の要請に応えています。