日機装グループは社会市民の一員として
地域貢献活動に取り組んでいます

金沢テクノパーク科学教室開催

金沢製作所は2010年から毎年、金沢子ども科学財団※1との共催で、市内の小中学生を対象に「腎臓はどのようなはたらきをしているの?」というテーマで、金沢テクノパーク科学教室を開催しています。これまで延べ44名の参加がありました。透析器を使い、牛乳や泥水等を濾過する実験を行い、模擬透析の実演により透析器が腎機能の一部を代替していることを子どもたちに理解してもらっています。科学の進歩により開発されてきた透析器が世界中の多くの命を救っていることを伝えています。また科学教室を通して理科や科学に興味を持ってもらい、未来の科学者の育成に繋がっていけばと願っています。

※1 金沢子ども科学財団とは、次世代の子どもたちを育成するために科学に対する知的好奇心や、独創的で柔軟な発想を育むための環境を提供することを目的とした財団です。

「にっきそうの森」づくり活動

当社は2013年に迎えた創立60周年記念事業の一環として、東日本大震災被災地復興のためのボランティア活動「にっきそうの森」づくりに取り組んでいます。
「にっきそうの森」は、宮城県大衡村にある県有林をお借りし、命名したもので、春と秋の年2回、間伐・除伐、植林、遊歩道整備など、地元の方々の憩いの場となる公園づくりを行っています。また、毎回被災地を訪問し、語り部の方々のお話を伺い、震災への理解を深めています。当該活動は、2013年10月に第1回を開催し、2018年までの計9回の活動を実施しました。

今までの訪問地

  • 宮城県石巻市(第1回 2013年10月/第2回 2014年5月)
  • 宮城県牡鹿郡女川町(第3回 2014年10月/第4回 2015年5月)
  • 宮城県本吉郡南三陸町(第5回 2015年10月/第6回 2016年4月)
  • 宮城県亘理郡山元町(第7回 2016年10月)
  • 宮城県黒川郡大衡村(第8回 2017年5月)
  • 宮城県七ヶ浜町(第9回 2017年10月)

金沢テクノの森づくり活動・美化活動

金沢製作所は、金沢テクノパークで操業する企業8社※2と金沢市で組織する「金沢テクノパーク連絡会」に所属し、環境活動の一環で2007年から春と秋の年2回、森づくり活動を行っています。金沢製作所がある工業団地(金沢テクノパーク)進出企業の従業員およびその家族が参加して、テクノパーク運動広場に隣接する緑地帯(約2ha)の樹木間伐や遊歩道の整備など、森を守り育てる活動をしています。これまで350名近くが参加し、スギやコナラなどの樹木の間伐・伐倒破砕、遊歩道や階段の整理、ベンチや巣箱の設置などさまざまな活動をしています。毎年森に手を加えることで森全体の環境が守られています。この活動が認められ、2011年に当社を含む金沢テクノパーク連絡会が地域や里山里海を守るための活動を実践している団体を対象にした「いしかわ版里山づくりISO」に認証されました。

また、2006年から毎年春に、進出企業や地元の町会連合会と協力して、毎日通勤に利用しているテクノパーク沿道のゴミ拾いや除草等の美化活動も行っています。 2010年にはテクノパーク運動広場において、「周辺道路の清掃活動」、「テクノパーク内公園の環境整備」について、「金沢テクノパーク連絡会」はグッドマナー宣言をしました。これは、金沢市市議会で可決された「グッドマナー実践都市宣言」に基づき、金沢市がグッドマナー宣言をした団体に登録証を交付する制度です。企業団体としては初めて登録証の交付を受けました。

※2 日機装(株)、ケンブリッジフィルターコーポレーション(株)、澁谷工業(株)、横河電機(株)、トヨタ自動車(株)、(株)リコー、(株)シコウ、グローバルマイクロニクス(株)

金沢マラソンに協賛

当社は、金沢市に製作所を持つ地元企業として、金沢マラソンの運営に初開催から協賛しています。同大会は、北陸新幹線の金沢開業にあわせて開始された、日本有数の観光地である金沢市内を駆け抜けることのできる、人気の高い市民フルマラソン大会です。
2015年第1回目から当社従業員は給水・給食所等のボランティア運営スタッフとして、沿道で懸命に走るランナーに声援を送りながらサポートしました。

※3 2020年は感染対策のため不参加

TFT活動

金沢製作所では対象となる定食や食品を購入すると、1食につき20円の寄付金が「NPO法人TABLE FOR TWO」を通じて、開発途上国の子どもの学校給食1食分となる活動を継続しています。先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られるという仕組みです。金沢製作所ではTFTが定める①カロリーが730kcal程度、②栄養バランスが適正、③野菜が多めとした基準を満たしたTFT食を提供し、従業員の健康管理にも役立てています。この活動は2011年より参加しており、2020年6月現在で30,200食以上を贈っています。今後も世界中の子どもたちに給食を届けられるよう協力していきます。

©TABLE FOR TWO

車椅子の寄贈

東村山製作所ではアルミ缶を集め、ジャパンビバレッジグループが主催する「エコ&ハローキャンペーン」への参加を通じて、車椅子への交換をしています。これまでに東村山市福祉協議会と東村山市立第七中学校に寄贈し、また東村山製作所にも設置しました。

献血・骨髄バンク登録活動

各製作所では献血活動を行っています。これまで延べ5,068名の献血者が協力しています。また、金沢製作所では骨髄バンク登録も同時に実施しています。

工場見学会

各製作所では、地元小中学生の工場見学受け入れを行っています。

東村山製作所 近隣中学校 (職場体験)
金沢製作所 市内小学校