航空宇宙
1983年に、日機装が世界初の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製カスケードの開発に成功してから30年。技術・品質・納期遵守の実績が評価され、市場シェア90%以上を誇るカスケードをはじめ、さまざまな航空機部品の製造を手がけています。
航空宇宙 ニュース
- 2024年9月27日 お知らせ
- 【Bright】「世界シェア90%以上の『カスケード』からeVTOL用部品まで。宮崎日機装 航空宇宙工場が挑む、空の移動への飽くなき挑戦」
- 2024年7月31日 お知らせ
- 【Bright】「【日機装って、どんな会社?】まず知ってほしい技術の強み、まとめました!」
- 2024年6月19日 お知らせ
- 【Bright】「小型機の量産、航空機の電動化...未来の空に向けた日機装の研究開発は?」
世界中の航空機で採用されるカスケード
航空機が着陸する場合、タイヤブレーキに加えジェット気流の逆噴射を行い 、制動力を高めています。
カスケードは着陸時の逆噴射気流を制御する重要な 役割を果たしています。
1983年に世界で初めてCFRP製カスケードの開発に成功し、翌年には米国連邦 航空局(FAA)の認証を
受けたことで、ボーイングやエアバスの主要機種から各国 のリージョナルジェットまで、
あらゆる航空機で採用されています。
累計出荷数は70万個を突破
1984年にPW4000カスケードを初出荷して以来、カスケードの出荷数は順調に推移し、38年経過した2022年には70万個を達成しました。湾曲した格子状の構造を持つカスケードはジェットエンジン1基当たり十数個装着されますが、装着される場所によってフィンの角度を調整する必要があり、同一型式のエンジンでもカスケードの形状は数種類に及びます。当然、エンジン型式が変わるとカスケード形状も再設計するため、当社が現在までに製造したカスケードの形状は200種類を超えています。
認証
各製品は、航空宇宙業界で高い品質が求められ、
各種認証を取得して、 初めて製造が可能になります。
公共および顧客別に、取得している認証をご紹介します。
受賞歴
世界で評価される日機装の実力
当社の高度な技術力と確かな品質管理、そして納期へのたゆまぬ努力が
評価され、近年、数々の国際的なサプライヤー賞を受賞しています。
近年の受賞歴
- 2024年
RTXから
「Premier Award for performance in 2023」を受賞 - 2020年
川崎重工業株式会社から
「ベストパフォーマンス賞」を受賞 - 2019年
Safran Nacelle社から
「Supplier Award」を受賞 - 2018年
Spirit AeroSystems社から
「Supplier of the Year 2018」を受賞 - 2017年
川崎重工業株式会社から
「特別貢献賞」を受賞 - 2016年
Spirit AeroSystems社から
「Supplier of the Year 2016」を受賞 - 2014年
Spirit AeroSystems社から
「Supplier of the Year 2014」を受賞 - 2012年
Spirit AeroSystems社から
「Platinum Supplier Award」を受賞 - 2008年
Spirit AeroSystems社から
「Gold Supplier」として評価 - 2006年
Goodrich Aerostructures Group社から
「優秀サプライヤー賞」を受賞