ガバナンスへの取り組み
(コーポレートガバナンス)
- コーポレート・
ガバナンス体制

意思決定の透明性・公正性を確保し、
迅速・果断な意思決定により、
経営理念を実現してまいります。

コーポレート・ガバナンス体制

当社は、意思決定の透明性・公正性の確保と迅速・果断な意思決定により経営理念を実現することを目指し、業務執行に対し、取締役会による監督と監査役・監査役会による適法性監査および妥当性監査の機能を備えた監査役会設置会社を採用しています。
取締役会は、当社グループ全体に係る重要な業務執行を決定するとともに、取締役の職務執行を監督し、監査役・監査役会は、取締役の職務執行を監査することにより、コーポレート・ガバナンス体制の充実と実効性の向上に努めています。
経営の意思決定・監督機能と業務執行機能を分離するため、執行役員制度を導入するとともに、経営および業務執行に関する重要事項ならびにその執行方針等を審議する機関として、社長執行役員および執行役員等で構成される経営会議を設置し、効率的な業務運営を図っています。
また、取締役会の諮問機関として指名・報酬委員会を設置し、取締役および監査役の指名ならびに取締役の報酬等に関する事項を審議することで、意思決定の透明性および客観性の確保に努めています。同委員会は、委員の過半数を独立社外役員で構成しており、審議の独立性および客観性を確保しています。

コーポレート・ガバナンス体制図
(2026年3月27日付)

コーポレート・ガバナンス体制図

体制の早見表

主な項目 内容
機関設計の形態 監査役会設置会社
取締役の人数(うち社外取締役) 8名(3名)
監査役の人数(うち社外監査役) 4名(2名)
取締役会の開催回数(2025年12月期)
(社外取締役の平均出席率)
(社外監査役の平均出席率)
17回
(100%)
(97.1%)
監査役会の開催回数(2025年12月期)
(社外監査役の平均出席率)
18回
(100%)
取締役の任期 1年
執行役員制度の採用
取締役会の任意諮問機関 指名・報酬委員会(6名:社外5、社内1)
監査法人 有限責任監査法人トーマツ

取締役会

取締役会の概要と2025年度実績

取締役会

取締役会は、株主に対する受託者責任と説明責任を踏まえ、効率的かつ実効的なコーポレート・ガバナンスの実現を通じて、当社グループの持続的成長および中長期的な企業価値の最大化を図る責務を負っています。また、優れた人格、見識、能力および豊富な経験を有し、当社グループの経営理念および基本的価値観を共有する者で構成することを基本としています。

現在は8名の取締役(うち社外取締役3名、女性取締役2名)で構成され、多様な視点から経営上の重要事項の意思決定および業務執行の監督を行なうとともに、コンプライアンスおよび財務報告の適正性の確保ならびにリスクマネジメント体制の構築・運用状況を監督しています。

取締役会の運営状況(2025年度)
開催回数
17回(原則月1回+随時)
主な審議テーマ
【戦略・成長】
  • 新中期経営計画、事業戦略および事業計画の策定
【ポートフォリオ・資本政策】
  • 事業ポートフォリオの見直し
  • 政策保有株式の保有方針および保有合理性の検証
【投資・財務】
  • 研究開発・設備投資、資金調達に関する重要判断
【ガバナンス・監督】
  • IR活動状況および開示方針
  • 内部統制の整備・運用状況
  • サステナビリティへの取り組みなどの業務執行状況

スキルマトリックス

日機装グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向け、取締役・監査役に対して特に期待する分野を①企業経営・事業戦略、②グローバル・多様性、③技術・R&D・品質・イノベーション、④営業・マーケティング、⑤財務・会計、⑥リスク管理・法務・コンプライアンス、⑦人事・人材開発、⑧ESG・サステナビリティと定義しています。取締役、監査役の有する知識、経験、能力について、過不足なく適切に配置するとともに、多様性に配慮した構成とします。

  • 各人の有するすべての知見や経験を表すものではありません。各人が有するスキルのうち、主なものについて最大4つまで「●」を付けています。
氏名 / 地位・担当
企業経営
事業戦略

グローバル多様性

製品技術
R&D・品質
イノベーション

営業
マーケティング

財務
会計

リスク管理
法務
コンプライアンス

人事
人材開発

ESG
サステナビリティ
取締役 加藤 孝一
代表取締役 社長執行役員
山村 優
取締役 常務執行役員
医療部門長、メディカル事業本部長、静岡事業所長
齋藤 賢治
取締役 常務執行役員
工業部門長、インダストリアル事業本部長
木下 良彦
取締役 執行役員
日機装技術研究所長、品質保証担当
村上 雅治
取締役 執行役員
コーポレート部門長、コーポレート本部長
中久保 満昭
社外取締役(独立役員)
菊地 敦子
社外取締役(独立役員)
山口 純子
社外取締役(独立役員)
監査役会 網野 久直
常勤監査役
浅倉 博明
常勤監査役
小笠原 直
社外監査役(独立役員)
仲谷 栄一郎
社外監査役(独立役員)
  • 2026年3月27日現在

取締役および監査役のトレーニング方針

当社は、取締役および監査役に求められる責務を適切に果たすため、その役割・責務に必要な知識の習得を支援します。新任役員は、適宜、役員としての基礎的な知識を習得・更新するために所定の研修を受講し、重任の役員は、経営戦略、財務、会計、人事、組織等に関わる所定の研修を受講しています。また、年に数回開催する執行役員を含む全役員が参加する執行役員会において、当社の経営、業務執行に関係する会計制度、人事制度、コンプライアンス、インサイダー取引等の制度に関する研修や経営戦略、経営計画に係る研修を実施しています。

最高経営者等の後継者計画

当社は、経営方針および中長期的な経営戦略を踏まえ、これらを適切に指導・実践できるリーダーとしての資質、経験および見識を備えた者を、先入観にとらわれることなく、社内外を問わず候補者として選定することが重要であると考えています。
また、次世代経営人材の育成施策との連動を意識しながら、候補者プールの形成・充実を図るため、指名・報酬委員会において継続的に審議を行なっています。

取締役会の実効性の分析・評価

1.評価の目的

当社は、取締役会の実効性の向上および当社グループの発展段階に適合する最良のコーポレート・ガバナンスの構築に取り組む一環として、取締役会の実効性評価を毎年実施し、継続的に取締役会の監督機能を強化しています。

2.評価の方法

2025年度においては、2025年12月から2026年1月にかけて、取締役会の実効性に関する以下の6項目(❶~❻)について、取締役および監査役全員を対象としたアンケートによる分析・評価を行ない、その結果を2026年2月25日の取締役会で報告・議論しました。

なお、客観性を担保した評価を実施するため、2024年度に引き続き、2025年度もアンケートの設計および分析・評価にあたり外部機関を活用しました。

評価テーマ(6項目)
❶ 取締役会の構成と運営
❷ 経営戦略と事業戦略
❸ 企業倫理とリスク管理
❹ 経営陣の評価と報酬
❺ 株主等との対話
❻ 昨年課題への取り組み

3.評価結果の概要

評価の結果、当社取締役会は概ね適切に機能しており、実効性は確保されているものと評価されました。

取締役会は多様性のあるメンバーで構成され、メンバーの相互信頼のもと建設的な議論が行なわれていることに加え、事業ポートフォリオの見直しや資本コストを意識した経営に関する議論の深化、情報共有の強化などの改善施策を講じたことにより、重要な経営意思決定に関する議論の質の向上が認められました。また、2024年度の実効性評価において課題として示された以下事項についても、着実に取り組みが進められています。

1. 資本コストを意識した経営戦略に関する議論の深化

事業別収益性の検証を行ない、不採算領域からの撤退および重点成長分野への資源再配分について取締役会で議論を深め、意思決定を行ないました。

2. 社外役員との連携強化・役員トレーニングの実施

執行役員会における事業分析や、技術・研究開発動向を共有する社内イベントの開催等を通じて情報共有の充実を図ったほか、新任役員向けオリエンテーションの実施や現地視察の機会を設けました。これらの取り組みにより、社外役員が当社事業・技術への理解を深め、取締役会における質問・提言の質の向上につながりました。

一方で、持続的な企業価値の向上に向けて、相対的に改善の余地がある事項も認識されました。今後、以下の事項について取り組み、一層のコーポレート・ガバナンスの強化と持続的な企業価値の向上を目指し、取締役会の実効性のさらなる向上に取り組みます。

  • リスク管理・コンプライアンスを支える組織風土の醸成状況の監督
  • 株主・投資家との建設的な対話の充実と良好な関係構築の推進
  • 中長期戦略・事業別成長戦略の議論深化に向けた取締役会運営の改善

取締役・監査役の活動状況(取締役会・監査役会・指名報酬委員会)

氏名 / 地位・担当 取締役会への
出席状況
監査役会への
出席状況
指名・報酬委員会への
出席状況
取締役 加藤 孝一
代表取締役 社長執行役員
17/17(100%) 3/3(100%)
山村 優
取締役 常務執行役員
医療部門長、メディカル事業本部長、静岡事業所長
17/17(100%)
齋藤 賢治
取締役 常務執行役員
工業部門長、インダストリアル事業本部長
17/17(100%)
木下 良彦
取締役 執行役員
日機装技術研究所長、品質保証担当
17/17(100%)
村上 雅治
取締役 執行役員
コーポレート部門長、コーポレート本部長
2026年3月取締役就任
中久保 満昭
社外取締役(独立役員)
17/17(100%) 18/18(100%) 4/4(100%)
菊地 敦子
社外取締役(独立役員)
12/12(100%) 18/18(100%) 3/3(100%)
山口 純子
社外取締役(独立役員)
12/12(100%) 18/18(100%) 3/3(100%)
監査役会 網野 久直
常勤監査役
17/17(100%) 18/18(100%)
浅倉 博明
常勤監査役
2026年3月監査役就任
小笠原 直
社外監査役(独立役員)
16/17(94%) 18/18(100%) 4/4(100%)
仲谷 栄一郎
社外監査役(独立役員)
17/17(100%) 18/18(100%) 4/4(100%)
  • 2025年12月期における出席状況
  • 菊地敦子氏および山口純子氏の取締役会出席状況については、2025年3月28日の就任以降に開催された取締役会を対象としています。
  • 2026年3月27日現在

監査役会

監査役会の概要と2025年度実績

監査役会

監査役および監査役会は、取締役および取締役会から独立した立場で、取締役および取締役会がその責務を適法・妥当かつ適切に果たしているかを監査することを主な責務としています。

現在は4名の監査役(うち社外監査役2名)で構成され、社内における豊富な執行経験と多様な知見を有する常勤監査役と、公認会計士・弁護士としての専門性に加え、他社での役員経験を有する社外監査役により、監査に関する情報を適時共有し、多角的な視点から審議を行なっています。

また、監査報告の聴取、取締役・執行役員等からの業務執行状況の聴取等を通じて監査を実施し、その結果を取締役会に報告するとともに、必要に応じて意見を述べています。

監査役会の運営状況(2025年度)
開催回数
18回(原則月1回+随時)
主な審議テーマ
【監査計画・体制】
  • 監査方針、監査計画および業務分担
【ガバナンス・内部統制】
  • グループガバナンス強化の実効性
  • 内部統制の整備および運用状況
【監査活動】
  • 常勤監査役の職務執行状況
  • 社長執行役員との意見交換の実施状況
【監査連携・指名】
  • 会計監査人および内部監査室との三様監査連携強化
  • 監査役候補者の選任

指名・報酬委員会

指名・報酬委員会の概要と2025年度実績

指名・報酬委員会

指名・報酬委員会は、取締役会の諮問機関として、取締役および監査役の指名ならびに取締役の報酬等に関する透明性および客観性を確保し、取締役会の監督機能を強化する役割を担っています。また、取締役会の決議により選定された3名以上の取締役等で構成し、委員の過半数を独立社外役員とすることで、審議の客観性および独立性を確保しています。

現在は6名(独立社外役員5名および代表取締役 社長執行役員1名)で構成され、将来の経営人材の確保・育成に関する検討を行なうとともに、取締役および監査役の選解任ならびに取締役の報酬制度および支給内容について、客観的かつ独立した観点から審議し、その結果を取締役会に答申しています。

指名・報酬委員会の運営状況(2025年度)
開催回数
4回(取締役会の諮問に応じて適宜開催)
主な審議テーマ
【指名領域】
  • 取締役会の構成
  • 取締役選任議案の相当性
【報酬領域】
  • 取締役の報酬水準
  • 個人別報酬の相当性
  • 取締役報酬制度の見直し
【共通事項】
  • 指名および報酬の決定プロセスの在り方および透明性の向上

取締役候補者・監査役候補者の指名の方針と手続き

取締役候補者・監査役候補者の指名方針・基準

取締役候補者の指名方針

当社は、優れた人格、見識、能力および豊富な経験を有し、当社グループの価値観を共有し経営理念に共感する者を取締役候補者として指名し、取締役会を構成することを基本としています。

また、取締役会の実効性を確保する観点から、性別・国籍・年齢・職歴等にとらわれない多様性に配慮した構成とします。

取締役候補者(社外取締役候補者を除く)の指名基準

当社グループを取り巻く経営環境を俯瞰し、重要課題に迅速かつ果断に対応し成果を創出できる能力を有するとともに、透明・公正で迅速な意思決定を通じてコーポレート・ガバナンスの強化に貢献できる者を指名します。

社外取締役候補者の指名基準

当社との間に特別な利害関係がなく、一般株主との利益相反のおそれがない独立性を有し、客観的かつ専門的立場から取締役の意思決定および職務執行を監督できる者とします。加えて、自らの知見に基づき、当社の持続的成長および中長期的な企業価値向上に資する助言を行なうことが期待できる者を指名します。

監査役候補者の指名方針

当社は、株主に対する受託者責任を踏まえ、取締役および取締役会から独立した立場で、その職務執行を適法かつ適切に監査できる者を監査役候補者として指名します。

また、監査役候補者の指名に際しては、実効的な監査体制を確保する観点から、多様性に配慮した構成とします。

監査役候補者(社外監査役候補者を除く)の指名基準

業務監査および会計監査の役割を果たすとともに、能動的かつ適切に権限を行使し、取締役会において適切に意見を述べることができる者を指名します。また、少なくとも1名は、財務・会計に関する十分な知見を有する者とします。

社外監査役候補者の指名基準

当社との間に特別な利害関係がなく、一般株主との利益相反のおそれがない独立性を有し、客観的かつ専門的立場から取締役の意思決定および職務執行を監査できる者とします。加えて、幅広い知見に基づき、経営戦略に係るリスクについて適切な指摘および助言を行なうことが期待できる者を指名します。

取締役候補者・監査役候補者の指名手続き

  • 取締役候補者の指名については、取締役の選任に関する株主総会議案の原案を指名・報酬委員会に諮問し、その答申を受けたうえで、これを取締役会に上程します。
  • 監査役候補者の指名については、監査役の選任に関する株主総会議案の原案を指名・報酬委員会に諮問し、その答申および当該選任に関する監査役会の同意を得たうえで、これを取締役会に上程します。
  • 取締役会は、指名・報酬委員会の答申を最大限尊重するものとします。

社外取締役および社外監査役(社外役員)の独立性判断基準

当社は、社外役員の独立性判断基準として、東京証券取引所が定める独立性基準を採用します。本基準の解釈・適用にあたっては、当社の業務執行から独立した客観的かつ専門的立場から、取締役の意思決定と職務執行を監督する役割を十分に果たすことを可能とするため、当社との間に社外役員としての関係以外に、人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係がなく、一般株主と利益相反が生じるおそれがないか否かを実質的に判断します。

当社の社外取締役3名および社外監査役2名は、いずれも当該独立性基準を満たしています。

社外取締役および社外監査役の選任理由

役職 名前 選任理由
社外取締役 中久保 満昭
2021年3月より現職
弁護士として高度な専門知識を有しており、役員の責任に関する係争などを中心に企業法務の分野で活躍しており、客観的かつ独立した公正な立場から経営の監督を行うことが期待される。
菊地 敦子
2025年3月より現職
長年にわたり人事院において要職を歴任した後、(一財)公務人材開発協会の代表理事を務めるなど、人材開発・育成および多様性に関する高い見識と豊富な経験を有しており、客観的かつ独立した公正な立場から経営の監督を行なうことが期待される。
山口 純子
2025年3月より現職
NTT㈱とそのグループ会社において営業、サービスおよび開発などの多様な職種で活躍した後、㈱NTT東日本ー南関東の常勤監査役や他社の社外取締役を務めるなど、企業経営や多様な分野に関する高い見識と豊富な経験を有しており、客観的かつ独立した公正な立場から経営の監督を行なうことができるとが期待される。
社外監査役 小笠原 直
2022年3月より現職
公認会計士として財務および会計に関する高度な専門知識と上場企業の監査やM&A支援などの豊富な経験を有しており、客観的かつ独立した公正な立場に立って、取締役の職務執行の監査を行うことが期待される。
仲谷 栄一郎
2023年3月より現職
弁護士として高度な専門知識と国内外の企業のさまざまな分野の法律問題への対応をはじめ、国際税務の専門家として豊富な経験を有しており、客観的かつ独立した公正な立場に立って、取締役の職務執行の監査を行うことが期待される。
  • 2026年3月27日現在

役員報酬

取締役の報酬等の考え方

取締役の報酬等は、当社グループの長期ビジョンおよび中期経営計画の実現に資するインセンティブとして機能し、適切なリスクテイクを伴う挑戦的な経営目標の達成を強く動機づけるものとなるよう、金銭報酬と株式報酬との割合を適正に設定しています。
その運用にあたっては、過半数が独立社外役員で構成される指名・報酬委員会において十分な審議を行い、透明性・客観性を確保することで、株主をはじめとするステークホルダーからの信頼確保に努めています。

報酬額の決定プロセス

報酬の体系および報酬制度の概要

取締役(社外取締役を除く)の報酬等

役割・職責に応じて支給する「基本報酬」、単年度の業績達成度に応じて支給する「業績連動型金銭報酬(期末賞与)」および中長期的な企業価値の向上に連動する「譲渡制限付株式報酬」で構成しています。また、業績連動型金銭報酬(期末賞与)および譲渡制限付株式報酬を合わせた変動報酬については、適切な比率を確保することを基本方針としています。

基本報酬 役位、職務および職務上の責任区分に応じて決定し、月額で支給します。
業績連動型金銭報酬
(期末賞与)
営業利益、当期利益および売上収益等の連結財務指標の達成度を基礎とし、代表取締役以外の取締役については個人評価を加味して算定します。評価指標および目標値は、毎期の事業計画に基づき、指名・報酬委員会の答申を踏まえて取締役会が決定します。なお、対象取締役に不正または重大な法令・社内規程違反等が認められた場合には、取締役会決議により減額または不支給とすることがあります。
譲渡制限付
株式報酬
株主との価値共有を図り、中長期的な企業価値向上へのインセンティブを目的として、取締役(社外取締役を除く)を対象に、役位に応じた支給基準に基づき、譲渡制限付株式報酬を付与します。なお、連結業績目標が大幅に未達となった場合には、指名・報酬委員会の審議を経て不支給とすることがあります。
社外取締役の報酬等

社外取締役の報酬等は、業務執行から独立した客観的かつ専門的な立場で経営の監督を行う役割を踏まえ、基本報酬のみで構成しています。

監査役の報酬等の考え方

監査役の報酬等は、監査役および監査役会の役割と独立性を踏まえ、基本報酬のみで構成しています。報酬額は、株主総会で承認された報酬限度額の範囲内で、監査役の協議により決定しています。

取締役および監査役の報酬等の限度額等

  • 上記は2026年度から適用している報酬制度の概要です。下記の役員報酬データは、制度改定前(旧制度)に基づく支給実績を記載しています。

役員報酬データ

取締役・監査役報酬額

(単位:百万円、名)

役員区分 報酬額の総額
(百万円)
基本報酬
(百万円)
期末賞与
(百万円)
非金銭報酬等
(百万円)
員数
取締役
(うち社外取締役)
170
(27)
94
(27)
50
(―)
26
(―)
11名
(5名)
監査役
(うち社外監査役)
46
(15)
46
(15)

(―)

(―)
4名
(2名)
合計
(うち社外役員)
217
(42)
141
(42)
50
(―)
26
(―)
15名
(7名)
  • (2025年12月期)

政策保有株式について

政策保有株式に関する方針

当社は、取引先等との安定的・長期的な取引関係の構築、業務提携および取引関係の強化等を通じて、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資すると判断した場合、当該取引先等の株式を政策保有株式として保有しています。

保有の合理性を検証する方法

政策保有株式については、中長期的な経済合理性および当該取引先等との関係の維持・強化の観点から、毎年、保有の適否を検証しています。なお、その判断は、資本コストを用いた検証に加え、さまざまな便益等を総合的に勘案して行っています。

個別銘柄の保有適否に関する取締役会での検証

取締役会は、毎年、個別銘柄ごとに保有目的の適切性および保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等の経済合理性の観点から具体的に精査し、総合的に保有の適否を検証しています。経済合理性については、配当収益に加え、取引による利益貢献等を勘案した実質的なリターンが資本コストに見合っているか等の観点から評価しています。