日機装は70年にわたり、時代を前に進める高度な技術に支えられた独自の製品を生み出してきました。過酷な条件下で安定稼働する産業用ポンプ・システムや、国内で初めて腎不全の治療を可能にした人工透析装置、世界標準の航空機に用いられるCFRP製カスケードなど、「技術で社会をリードする」という誇りを胸に、数々のイノベーションを生み出してきました。

そんな歴史を歩んできた私たちは、今、時代の新たな転換点に立っています。世界規模でのエネルギー革命、治療から予防に向かう医療、航空機に変わる空飛ぶモビリティ、小型ロケットと人工衛星、これらは私たちの主力事業の在り方に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。市場の変化に合わせて私たちも変わる必要があり、それをチャンスと感じ挑戦できるかによって、未来は180度変わります。つまり、どのような未来に向かうのかは、私たち次第なのです。

変化に向き合うために、皆さん一人ひとりに大事にしてもらいたいのは、世界の人々が直面する問題に目を向けること。そして、その解決のためにALL日機装グループで何ができるかを考える視点を持つことです。日機装には、多彩な専門性を持つ技術者や幅広いノウハウ、そして、世界に広がるパートナーネットワークがあります。そのような世界におけるパートナーと語り合い、知識や技術の相乗効果を起こし、新たな価値を生み出せるのも日機装で働くおもしろさです。

過去の成功体験にとらわれず、変化し続けることは簡単なことではありません。しかし、日機装の歴史は、挑戦と変化の歴史です。最先端の情報や技術、そして信頼できる仲間たちと共に、歴史の大きな転換点に携わる。そのチャレンジに、一緒に踏み出してみませんか。

※ CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)とは炭素繊維強化プラスチック。日機装は世界で初めて、CFRPをカスケードの開発に取り入れた。