基礎 粒度分布測定の一般論、光の基礎理論

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1. 粒度分布測定の一般論

1-2. 粒の大きさ(粒子径)

図-1 色々な粒子径の例

次に1つぶの粒子の大きさを考えて見ましょう。1つぶづつの粒子の大きさを粒子径といいます。

真球の粒子径は一意的に決まります。しかし真球でないものは図-1のように測り方によって大きさが変わります。例えば粉砕物などは1粒づつ形が違います。従って、1粒づつの粒子径測定から粉体全体の大きさを求めるためには、たくさんの粒を同じ方法で測定し、統計的に粒の大きさを決める必要があります。

目視や画像解析では、ランダムに配向した粒子を一定軸方向の長さについて測定する「定方向径」や、粒子の投影面積に等しい理想形状(通常は円)の粒子の大きさを求める「相当径」が一般的です。この他に粒子の長軸と短軸の比率を表すアスペクト比などがあります。

日機装の粒度分析計は集合体としての粒子を計測しているため、顕微鏡などによる測定と同列では議論できません。マイクロトラックのうちレーザー回折法では、得られた光の散乱パターンと同等な散乱パターンを示す球形粒子の集合体の粒度分布を出力します。BI-DCPやBI-XDC等の沈降法ではストークス径を、動的光散乱法では拡散に基づく球相当径を出力します。

*1ここで粉体全体という言葉を使いましたが、サンプリング誤差は考えていません。

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